週末の10分間FX「ドル円編」@週活FX_2023WEEK-45

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この記事では、19年間一度も退場することなく勝ち抜いてきた兼業トレーダーである私の分析方法・リスク管理・マインドを紹介しています。

FXでなかなか利益を上げられないとお悩みの方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

それでは、今週も週末にしっかりと振り返りをしてトレードスキルを向上させましょう。

本記事を読むメリット
  • P&Fを主軸としたテクニカル分析を通して、損切りと利確の基準が分かるようになる。
  • FXとちょうどいい距離感で生活できるようになる。
  • FXで成功している人の相場との向き合い方を知ることができる。
目次

週活FX流 トレード戦略構築STEP

私が続けている戦略構築は以下の6ステップだけ。これを続けるだけで誰でもトレードスキルを向上させることができますよ。具体的には次章で紹介します。

STEP
ファンダメンタル観点での分析
  • 経済ニュース等から、取引通貨に関するトピックを収集します。
  • 収集した情報が相場に与える影響をまとめてください。
  • 見解が正しいかどうかは重要ではありません。まずは自分なりの見解・解釈をアウトプットすることが大事です。知識は後から付いてきます。
STEP
先週のトレード戦略の評価
  • (最初のみ)自分のトレードルールを定めましょう。
  • ルールは売買基準・損切りと利確の位置設定基準・ポジション量管理方法を明確にすることが大切です。
  • 前週のトレード戦略とトレード内容を振り返り、ルールの改善点を考察します。
  • 利益が出た場合でも強欲になり過ぎていないかなど、
  • ルール通りにトレードできなかったことがあれば、改善策を検討した方がよいかもしれません。
  • 評価を繰り返していると自分のトレード癖が見えてくるはずです。
  • 大きな損失に発展する潜在リスクに、事前に気づくことができれば完璧です。
STEP
テクニカル観点での長期トレンド分析
  • テクニカル分析に基づいて、直近数ヶ月間の大きな流れ(方向性)を捉えてみましょう。
  • 自分なりの長期的な相場への見解をまとめます。
  • 予想の当たりorはずれは、それほど重要ではありません。自分なりの見解をアウトプットすることが重要です。
  • 使用するテクニカルは問いません。ご自分の考えに合致するテクニカルを選定しましょう。
STEP
テクニカル観点での中期トレンド分析
  • テクニカル分析に基づいて、直近数週間の方向性を捉えてみましょう。
  • 使用するテクニカルは問いません。ご自分の考えに合致するテクニカルを選定しましょう。
STEP
テクニカル観点での短期トレンド分析
  • テクニカル分析に基づいて、直近1週間の方向性を予想してみましょう。
  • 使用するテクニカルは問いません。ご自分の考えに合致するテクニカルを選定しましょう。
STEP
トレード方針決定
  • 来週の具体的なトレード指針を立てましょう。指針は日々の値動きに合わせて微修正していきます。
  • エントリー基準だけでなく、損切りと利確の位置・ポジション量を明確にします。
  • トレード指針が立てれらない時は、無理にトレードする必要はありません。見送ることも大切です。
FX基礎知識

STEP1〜6を繰り返すことで自分のトレード癖が掴めるようになってきます。FXでは利益を上げることに目が向きがちですが、一番大切なのは大きな損失を出さないことです。もし大きな損失を出してしまったときには、何が問題だったのか必ず振り返りを行って改善策を検討しましょう。

STEP1:ファンダメンタル観点での分析

それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

STEP1は、ファンダメンタル関連の情報をチェックして、マーケット状況や投資家の注目トピックなどを把握しましょう。

10/31_日銀がYCC運用を再修正、長期金利1%超え容認-緩和は維持

日本銀行は31日の金融政策決定会合で、長短金利を操作するイールドカーブコントロール(YCC)における長期金利の上限である1%を超える取引を容認する柔軟化措置を決定した。長期金利の誘導目標や資産買い入れ方針などは維持し、大規模な金融緩和政策を継続する。  

 声明によると、長期金利の誘導目標を引き続きゼロ%程度としつつ、上限の1%はめどとし、大規模な国債買い入れと機動的なオペ運営を中心に金利操作を行う。上下0.5%程度としていた長期金利の変動幅は削除した。金融市場を巡る不確実性が高い中、「長期金利の操作の運用において、柔軟性を高めておくことが適当」としている。こうした運用の下で、粘り強く金融緩和を継続する方針を示した。

 2022年度に開始した連続指し値オペの毎営業日実施を停止した上で、これまで1%だった利回り水準については、実施する場合に日程や金額などと合わせて事前公表する運営に変更した。従来の方式によって長期金利の上限を厳格に抑えることは、「強力な効果の反面、副作用も大きくなりうる」としている。

 長期金利の変動幅を撤廃し、連続指し値オペを取りやめて上限の1%をめどと位置付けたことでYCCの枠組みが簡素化され、上限を一定程度上回る金利上昇を容認した。市場で政策正常化に向けたプロセスとの見方が強まる可能性もある。一方、めどが許容する範囲などに不透明感もあり、当面は日銀のオペ運営をにらみながら、長期金利の落ち着きどころを探る展開になりそうだ。

ブルームバーグ

10/31_為替変動、物価見通しに大きな影響あれば政策変更も-日銀総裁

日本銀行の植田和男総裁は31日、足元の円安進行に関連して、為替変動が日銀の物価見通しに大きな影響を与える場合には、金融政策の変更につながる可能性があるとの見解を示した。イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の運用柔軟化を決めた金融政策決定会合後に記者会見した。

 植田総裁は、為替変動が大きくなると経済・物価に大きな影響を及ぼすことはあり得るとした上で、「われわれの物価見通しなどに大きな影響が出るということであれば、それは政策の変更に結びつき得る」と指摘。今回の柔軟化は将来の金融市場のボラティリティーの増大や、それに伴う副作用を防ぐ面があるとし、「7月同様、為替のボラティリティーも含めている」と語った。

 日銀は同日の会合で、2023-25年度までの消費者物価の見通しを全て上方修正した。現在の円安が見通しに与えた影響については、 直接には輸入財価格が上昇し、それがコスト上昇となって他の財に及んでいくとした上で、23年度と24年度について「若干その部分を織り込んでいる」と述べた。

ブルームバーグ

11/1_米ADP民間雇用、10月は予想下回る伸び-労働需要の後退示唆

 雇用増は事業所の規模や業種を問わず全般に及び、教育・医療サービスや貿易・運輸がけん引した。新型コロナウイルス禍後の景気回復の原動力となってきた娯楽・ホスピタリティーは、2022年初頭以来の小幅な伸びとなった。一方、専門職・ビジネスサービスは人員を削減した。

 地域別では、中西部を除く全地域で雇用が増加した。

 今回の統計は、特に前月分も合わせて加味すると、労働市場の冷え込みが顕著になりつつあることを示唆している。失業率は依然低く、賃金は堅調なペースで上昇が続いているものの、雇用市場がコロナ流行時の高水準から正常化するのに伴い、雇用主は採用を控える傾向が強まっている。

 ADPのデータは、賃金の伸びがさらに縮小していることを示した。同じ職にとどまった人の賃金は中央値で前年同月比5.7%、転職した人の賃金は8.4%それぞれ上昇。いずれも2021年以降で最も低い伸びとなった。

ブルームバーグ

11/1_米ISM製造業指数、3カ月ぶり低水準-自動車ストの影響示唆

 10月の2.3ポイント低下により、同指数は過去3カ月分の伸びの大部分が消えた格好となり、新型コロナ禍後の最低水準に再び近付いた。ただ、全米自動車労組(UAW)と大手自動車メーカー3社との労働協約合意を受け、回復する可能性がある。

 新規受注の指数は45.5と、5カ月ぶりの低水準。需要縮小のペースが加速していることを示唆する。生産指数は50.4に下がり、拡大と縮小の境目に近付いた。

 雇用指数は再び50を割り込み、3カ月ぶりの水準に低下。在庫は2012年6月以来の低い水準となった。ストによる生産減速で自動車メーカーが既存在庫からの出荷を余儀なくされたことが背景にあるとみられる。

ブルームバーグ

11/2_FOMC、利回り上昇で利上げの必要性低下と示唆-選択肢は残す

米連邦公開市場委員会(FOMC)は、米長期債利回りの急上昇で追加利上げの必要性が低下しているとのシグナルを発した。ただ米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、インフレ抑制に向け追加利上げの選択肢を残した。

 パウエル議長は12月の次回FOMC会合で利上げを決定することはあり得ると示唆した一方、引き締め局面が終了した可能性も認めた。インフレ率を当局目標の2%に戻す上で金融政策が十分に景気抑制的かどうか、まだ判断に確信を持てないとも議長は述べた。

 政策当局者の過半数がなお年内の追加利上げを見込んでいるのかとの質問に対し、議長は「われわれが答えを求めているのは『さらに引き上げるべきか』という問いだと言えよう」と答えた。

ブルームバーグ

11/3_米雇用は予想以上に伸び鈍化、広範囲の業種で減速-失業率上昇

10月の米雇用者数は予想以上に伸びが鈍化し、失業率はほぼ2年ぶりの高水準となった。労働者に対する雇用主の旺盛な需要が冷え込みつつある兆候を示した。

  賃金の伸びも縮小した。

 過去1年の労働供給の改善と労働需要の緩和により、雇用市場は緩やかに正常化してきたが、今回の統計はやや亀裂が生じ始めていることを示唆している。

 最も顕著なのが失業率の上昇で、これまで雇用主が総じて回避してきたレイオフが増加していることがうかがえる。家計調査によると、職を失った、または臨時雇用を終えた人が20万人余り増加した。

ブルームバーグ

11/3_米ISM非製造業指数、5カ月ぶり低水準-業況と雇用が減速

米供給管理協会(ISM)が発表した10月の非製造業総合景況指数は伸びが鈍化し、5カ月ぶりの低水準となった。業況と雇用の指数減速が影響した。

 業況指数は前月比での低下幅が今年に入って最大となった。雇用指数は2022年4月以来の大きさで下げ、5カ月ぶりの低水準となった。

 今回の統計は米経済が10-12月(第4四半期)に入って減速しつつあることを示唆している。7-9月(第3四半期)の実質国内総生産(GDP)速報値は約2年ぶりの急ペースで拡大した。

ブルームバーグ

今週は日銀金融政策決定会合やFOMC、そして多くの米経済指標が発表されました。日銀会合の結果は事前想定よりも穏やかな修正だったこともあり円安が進みましたが、その後のFOMCの結果を受けて米長期金利のさ先高感が低下すると一転して円高優勢の展開となりました。

さて、来週は注目度の高い経済指標の発表は予定されていませんが、逆に一つ一つの経済指標の結果に注目が集まる場合もあります。ドル円をトレードされているみなさんは必ず結果を確認するようにしましょう。

スクロールできます
日付時間経済指標・イベント予想
11/6(月)日銀・金融政策決定会合議事要旨
11/9(木)21:30前週分新規失業保険申請件数21.0万件
21:30前週分失業保険継続受給者数
21:30パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
11/10(金)24:0011月ミシガン大学消費者態度指数・速報値63.8
主な日米経済指標カレンダー
ワンポイントアドバイス

経済メディアではインフレの落ち着く時期やFRB利下げ転換時期等について、経済学者などの著名人がもっともらしい見解を述べています。しかし、こうした経済のプロフェッショナルでさえ、未来がどうなるのかは誰にも分かりません。

こうした著名人の発言を鵜呑みにして、トレードを実行してしまう方が多いのですが、私はおすすめしません。

少し極端な表現ですが、投資の世界で最終的に信じられるのは自分だけです。この世界で長く生き残るためには、自分で相場の動向をいち早く察知して、その流れに付いていくことしかないと思っています。そして、そのためにはテクニカル分析と適度な情報収集を継続的に行う必要があります。

テクニカル分析の方法については、このブログで定期的にお伝えしていきますので、共感いただける方は、ぜひ一緒にやっていきましょう。

さて、ここまでで今週発表された日米経済指標の概況は把握できましたね。次章では、日米金利差との相関状況を確認していきましょう。

日米長期金利差とドル円の相関性

次に、参考程度ですが日米長期金利差とドル円の相関性を見ていきます。以下のチャートをご覧ください。

直近60日間の日米金利差とドル円のCC(相関係数)は、"0.01"となっていますので、ほぼ相関性はないようです。今週は、急激に日米長期金利差が縮小している割に、ドル円は円高があまり進んでいませんね。この辺りは今後を占う重要ポイント(下落(円高)余地がある)かもしれませんので、押さえておきましょう。

現在も市場の注目は米長期金利の行方に集まっていますが、日米金利差とドル円の関係性に関する報道を鵜呑みにせず、定期的にチャートをチェックして客観的に評価していきましょう。

原油

市場では原油相場の上昇がインフレに大きく影響を及ぼしているとの見解が出ていますので、原油相場のチャートを確認していきましょう。まずは週足チャートからです。

原油価格は直近では堅調な推移となっていましたが、直近安値82.7ドルを下抜けてきましたね。こうなりますと、チャート形状的には、もう一段の下落を警戒したい状況かと思います。

次に日足チャートです。日足チャートも同様に直近の上昇トレンドは完全に崩れてしまっています。当面はテクニカルより地政学リスクの状況に左右される展開が続くのかもしれませんが、チャート形状的にはもう一段の下落も想定したい状況です。

以上で、ファンダメンタル観点での状況把握ができましたね。今週のファンダメンタル要素が、現在のドル円相場にどのような影響を及ぼしているのか。その辺りは、次章からのテクニカル分析を通してみてみましょう。

FX基礎知識

FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。

ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。

私たち個人投資家は、生活を豊かにするための"資産"が欲しいのであって、"経済のプロ"になりたいわけではないという方が大半かと思いますので、大まかな状況が分かれば十分です。

STEP2:今週の相場予想とトレード戦略の評価

さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後はテクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りたいと思います。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

今週は予想レンジを「148.5円〜150.3円」に設定したうえで、148.7円付近から148.5円付近まで円高が進む場面があれば、中期買いポジションの買い増す戦略としていましたね。

結果としては、週明け月曜日に148.8円台まで円高になる場面がありましたが、翌日の日銀会合を受けて予想レンジの上限を上抜けると151.7円台まで急速に円安が進み、その後は149円台まで押し戻される展開となりました。予想レンジの上限は一時上抜けましたが、中期P&Fによる買いスタンスと一致していますので、特に問題はないです。

さて、次章ではテクニカル面から来週の相場の行方を予想していきましょう。

なお、具体的なトレード戦略は日々の値動きに合わせて調整を行っています。日々のトレード戦略は当ブログで毎日公開していますので、よろしければ毎朝ご覧ください。

STEP3:テクニカル観点での長期トレンド分析

では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸テクニカルに使用しています。

相場の方向性「中立」

「P&F0.5チャート」powered by TradingView

上記の画像はP&F0.5チャート(1枠:50銭)です。私の場合、長期相場予想にP&F0.5を主に使用しています。

P&F0.5チャートは、今週の値動きにより久しぶりに○印の折り返し列が記録されていますが、チャートの見方に変更はありません。現在は次回シグナル点灯待ちの状況です。

以上のことから、週初時点における長期相場目線は「中立」のままにしようと思います。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なし151.5~9円139.5~9円
長期P&F分析状況まとめ
FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくことをおすすめします。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

STEP4:テクニカル観点での中期トレンド分析

相場の方向性「円安」

「P&F0.2チャート」powered by TradingView

上記の画像はP&F0.2チャート(1枠:20銭)です。私の場合、中期相場予想にはP&F0.2を主に使用しています。

P&F0.2チャートは、今週の値動きにより複数の折り返し列が記録されました。円安シグナルの点灯状況に変化はないものの、149.2~3円がサポートとして意識される可能性があります。なお、円安シグナルの目標値は152.2-3円付近です。

よって、週初時点における中期相場目線は「円安」にしようと思います。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安152.2~3円151.6~7円149.2~3円
中期P&F分析状況まとめ

STEP5:テクニカル観点での短期トレンド分析

相場の方向性「中立」

さて、中期的な相場予想まで立てることができたら、最後に短期相場予想を行いましょう。

「P&F0.1チャート」powered by TradingView

上記の画像は、P&F0.1チャート(1枠:10銭)です。短期相場予想にはP&F0.1チャートを使用しています。

P&F0.1チャートも、今週の値動きにより複数の折り返し列が記録されましたが、現在も次回シグナル点灯待ちの状況です。現在、レジスタンスは"151.6円付近"、サポートは”149.1円付近”が想定される状況です。

以上のことから、週初時点における短期相場目線は「中立」にしようと思います。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なし151.6円149.1円
短期P&F分析状況まとめ
FX基礎知識
  • 複数のテクニカル指標を用いて分析する場合、それぞれのテクニカル分析結果の方向が分かれた際の考え方を決めておくのがおすすめです。
    私の場合、トレードは主軸とするテクニカルに従うこととし、方向性の分かれ具合に応じて取引量を調整することにしています。

週初時点のP&Fまとめ

現在、中期チャートのみ円安シグナルが点灯している状況です。短期・中期チャートではサポート位置に接近していますので、今後の動向に要注目です。

スクロールできます
チャートシグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
長期P&Fなし139.5-9円
中期P&F円安152.2-3円151.6~7円149.2~3円
短期P&Fなし151.6円149.1円
P&F分析結果まとめ

STEP6:トレード方針の決定

来週のトレード方針

それでは、来週のトレード戦略を考えていきましょう。私の場合、前述のP&Fを主軸にトレンド系から「移動平均線」「ボリンジャーバンド」、オシレーター系から「MACD」「RSI」を加えて、総合的に判断しています。

現在、P&F中期チャートで円安シグナル点灯中ですので、まだ円安目線は維持しようと思います。ただ、日米金利差が急激に縮小していることや短期・中期チャートのサポート候補に接近していますので、今週は円高シグナルの点灯も想定には入れておきたいです。よって、今週は予想レンジを「149.1円〜151.7円」に設定しようと思います。

トレードに関しては、中期買いポジションの買い増しは中断。既に構築済みの149.2円付近から148.8円までの買いポジションは保持したまま、149.1円付近の値動きに注目です。もし下抜けた場合には円高シグナルが点灯しますので、その場合はドテンしようと思います。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

以上、来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でした。

みなさんも来週のトレード戦略はしっかりと立てられたでしょうか?P&Fチャートは初心者の方でも利確位置や損切り位置が明確に決めることができるので、個人的にはとてもおすすめのチャートです。ここまでご覧いただいて「もっとP&Fを勉強したい」と思っていただけた方は、以下の記事でP&Fチャートの詳細を解説していますので、よろしければご覧ください。

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大きな流れに逆らうときは控えめに

流れに逆らって泳ぐのは大変ですよね。トレードも同じです。大きな流れに沿った形の方が良い結果が出やすいと思います。今のトレードは大きな流れに沿っているのか?それとも逆らっているのかを意識するようにしましょう。

抵抗線を抜けた際の損切りは潔く

統計上、抵抗線を抜けた場合、逆方向の抵抗線になる可能性が高いです。

つまり、損切りをしないということは、損失拡大につながる可能性が高いというわけです。抵抗線を抜けた際には躊躇なく損切りしましょう。

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FX裁量トレードにおいては、長期間退場せずに生き残ることが最も大切です。長期間FXを継続することができればトレードスキルは自ずと身について来るからです。

私は平日毎朝、ブログとPostPrimeでFXや株式指数のトレード戦略情報を発信しています。儲かる保証などは到底できませんが、私のトレード戦略情報を読んでいただければ、いきなり大損して即退場に追い込まれるようなリスクは下げられると思っていますので、もしよろしければご覧ください。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴17年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

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注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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