朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/1/13

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みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

米金融引き締めのペースが鈍るとの見方に、日銀の金融緩和策が修正されるとの思惑も重なって、円買い・ドル売りが膨らんだ。

朝方発表の12月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.5%上昇した。エネルギーと食品を除くコア指数は5.7%上昇と、いずれも前月から上昇率が小さくなった。インフレ減速で、米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースが鈍化するとの見方が強まり、米長期金利が低下。円買い・ドル売りにつながった。

日本経済新聞 為替概況より

昨日は注目の米CPI発表を受けての素直な展開(円買い・ドル売り)だったようですね。来週17-18日に開催される日銀の金融政策決定会合で、政策を修正する可能性が報じられた影響もあったようです。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。私たち個人投資家も無理のない範囲で情報収集して相場についていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利とコモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油と天然ガス相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.44%と前日比-0.10%となりました。

米長期金利はテクニカル的には100MA下抜けにより、上昇の勢いが低下しているようです。以前からお伝えしている通り、前回安値の3.4%台に到達しています。この先、200MAを目指す展開になるのか注目したいです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で78.2ドル付近と前日比+0.6ドルとなりました。

昨日も上昇してきましたが、やはり50MAでレジスタンスされている状況です。今後、本格反転するには50MAや100MAの上抜けが必要な状況かと思います。反対に再びレジスタンスされて、さらに前回安値を割り込むようですと直近安値の70ドル台を目指す展開も想定したいです。

天然ガス

天然ガス相場は、NY市場クローズ時点で3.50ドル台と前日比約-0.03ドルとなりました。

天然ガスは低迷状態が続いていますが、現在は下落トレンドの下限位置しており、いったん歯止めがかかったようにも見えますね。ここ最近の下落で既に安値圏内に突入していますので、中長期的には買いやすい位置かなと個人的には思いますが、過度な期待はしない方がよいでしょう。

また現状、私が使用しているテクニカルが効いていない感がありますので、トレードはテクニカルによるサポート・レジスタンスが明確になるまで見送りたいと個人的には思っています。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週初時点の戦略をまだご覧いただいてない方は、こちらをご覧ください。

昨日のトレード戦略

昨日のドル円は米消費者物価指数の発表を受けて、一時128.8円台まで円高が進みました。今のところ、私たちの予想通りの展開になっていますね。

次項では、昨日の値動きを踏まえて戦略変更の必要があるか考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

上記の画像はP&F0.5チャートです。長期相場予想にはP&F0.5を使用しています。

現在P&F0.5チャートは、前日の値動きによって○印の折り返しが記録されましたね。引き続き、水平カウンティングの目標値128円までの円高を意識したい状況です。

中期相場予想

P&F0.2チャート

上記の画像はP&F0.2チャートです。中期相場予想にはP&F0.2を使用しています。

P&F0.2チャートは、前日の値動きによって○印が増えていますね。昨夜は一時128.8円台まで円高となっていますので、垂直カウンティングの目標値128.6円にもほぼ到達している状況ですが、この先をしっかりと到達できるかに注目したいです。

短期相場予想

P&F0.1チャート

上記の画像は、P&F0.1チャートです。短期相場予想にはP&F0.1チャートを使用しています。

P&F0.1チャートは円安方向は133.4円付近を、円高方向は131.9円付近に注目していましたが、昨日の値動きにより○印の折り返しが前回安値131.9円を下抜けてきましたので、円高シグナル点灯となっています。ただ既に円高目標値に到達してしまっていますので、今回は見送りです。この先は垂直カウンティングの目標値128.6円を目指す展開となるかに注目したいです。

本日のトレード戦略構築

ここまでで本日の大きな目線が定まりましたね。それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきます。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

前日の米CPI発表を受けて私たちの予想通り円高が進みましたね。既に128.8円台まで円高が進んでおり、だいぶ利益が乗っていますので、128円台では段階的に利確を進めたいと個人的には考えています。

おすすめFX会社
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(おまけ)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

ぜひあなたも、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝公開しています。こちらは有料(月額500円)にはなってしまいますが、もしよろしければ購読を検討ください。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

昨年から応援していただいている方のために、Postprimeや当ブログで公開していたユーロ・ポンド関連のチャート画像を掲載します。

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、トレード戦略を構築しています。

「私もP&Fをテクニカル分析対象に加えてみたい!」という方は、エクセルなどでも簡単に記録できますのでトライしてみてください。

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記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
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・損切りポイントの開示
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・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
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日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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