
不動産投資クラウドファンディングって、周りでやってる人も居ないし、聞き慣れない投資ですけど、信用できる投資ですか?



不動産投資クラウドファンディングは、不動産特定共同事業法という法律に則って運営されている健全な投資商品です。私は投資を始めてから4年が経過しましたが、順調に資産を増やせていますよ。
本記事では「不動産投資クラウドファンディングに興味があるけど、本当に信用していいのか分からない」といった声にお応えすべく、私が実際に投資している業者の中から厳選した「おすすめの3社」を、最新の資産運用状況と今週募集開始となる案件情報とともに紹介したいと思います。
【不動産投資クラファン】資産運用状況
まず初めに、本記事で紹介しているクラファン業者3社「CREAL」「COZUCHI」「大家どっとこむ」での資産運用状況を紹介しますね。
私は2019年8月に不動産投資クラファンを開始、同年10月に初めて配当収入を得ています。運用当初は定期配当のみのため、運用益は緩やかな上昇でしたが、22年4月以降は償還に伴う一括配当が加わったことで、上昇スピードが増しており、軌道に乗り始めてきましたよ。
CREAL
今週の投資案件
今週は新規案件の募集はないようです。なお、前回募集案件「東京都中央区築地"清澄白河"に所在するブティックホテル」は好評につき満額成立となっています。
【投資申込済】TSUKI 東京(銀座近接エリアホテル)


- 案件概要
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東京都中央区銀座近接エリアに所在するブティックホテルを投資対象とするファンド
- 投資先所在
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東京メトロ日比谷線「築地」駅まで徒歩約3分
東京メトロ有楽町線「新富町」駅まで徒歩約4分
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「東銀座」駅まで徒歩約6分 - 投資ポイント
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- 投資対象の特徴
- 観光需要が高い銀座近接エリア
- 最寄り駅から新幹線の発着駅である「東京」駅まで約10分
- 国内観光客、インバウンド両面で幅広い客層が期待
- 「銀座」エリアは徒歩圏内
- 外国人旅行者が都内で訪問した場所「第3位」
- 日本文化を楽しめる宿泊体験を提供するデザイン性の高いホテル
- 日本文化の美意識を体感できる宿泊施設
- 「日本通になるホテル」をテーマとした宿泊体験を提供
- オペレータは株式会社 アゴーラ ホスピタリティーズ
- 観光需要が高い銀座近接エリア
- 主なリスク
- 賃料収入減少のリスク
- 賃料不払いや空室率上昇などにより、予定していた賃料収入が入らず、インカムゲインが遅延・減少するリスク
- 本リスク軽減のため、本ファンドではマスターリースが設定される
- 売却時に売却損が生じるリスク
物件売却時に売却額が想定を下回った場合、キャピタルゲインが減少したり、出資元本が毀損するリスク- 元本棄損リスク軽減のため、優先劣後構造の採用。売却損が発生した場合はCREAL社が先に損失を負担入減少のリスク
- 取得日以降に随時売却活動を行い、売却先が見つかり次第売却を行う予定
- 賃料収入減少のリスク
- 投資対象の特徴
最近のCREALは、数億円の案件でも募集開始後すぐに満額成立となるほどの人気振りです。不動産投資クラウドファンディング投資を始めてみたい方は、次回の募集開始に備えて投資家登録(無料)を済ませておくことをおすすめします。
これまでの運用状況
COZUCHI
今週の投資案件
今週は渋谷区松濤に所在する一棟レジデンスへの投資案件が抽選方式で募集受付中となっていますので、さっそく概要を見ていきましょう。
【申込完了】渋谷区松濤 一棟レジデンス フェーズ2




- 案件概要
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東京都渋谷区松濤に所在する一棟レジデンスを投資対象とするファンド
- 投資先所在
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京王井の頭線「神泉」駅 徒歩7分
JR山手線 渋谷駅から徒歩11分 - 投資のポイント
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- ファンド概要
- エリアの特徴
- 高級住宅街の中でも“別格”と称され根強い人気を誇る街「松濤」
- 都内でも別格の品位を持つ高級住宅街として富裕層や著名人から根強い人気
- 近年は海外の富裕層による取得需要も高いエリア
- 敷地規模が大きく、かつ三方が道路に面しており風通し・陽当りが良い魅力的な物件
- 現況の賃料は相場賃料を下回る
- 本物件取得後にTRIAD社が賃料増額改定交渉を進めることで、収益性向上が期待
- 借入併用型ファンド
- プロジェクト資金の一部を金融機関からの借入により調達するファンド
- 事業者は自己資金を抑えながらより規模の大きな案件に取り組むことが可能に
- 注意:運用結果によっては、金融機関の借入返済が優先され、投資家様への配当に影響を与える可能性あり
- 高級住宅街の中でも“別格”と称され根強い人気を誇る街「松濤」
- エリアの特徴
- 運用戦略
- 賃借人との権利調整に目途がつき、今後全区画が空室となる予定
- 更地化して住宅等を新築することも選択肢の一つになる
- 当初予定していた収益物件としての売却方針は見直し
- 将来的な住宅用地等としての売却活動に本格的に着手
- 賃借人との権利調整に目途がつき、今後全区画が空室となる予定
- 主なリスク
- 売却活動が長期化するリスク
- 本ファンドの運用終了予定時期までに、本物件の売却活動が想定通りに進まないことなどにより、プロジェクト全体の収益及び本ファンド運用終了時点におけるキャピタルゲイン配当が変動する可能性
- 物件価値向上および売却活動を進める中で、売却先の意向等により、売却時期を調整することが本プロジェクトの収益を最大化させると判断した場合には、次フェーズへ移行する可能性
- 運用方針変更等により事業収支に影響を受ける可能性
- 売却活動が長期化するリスク
- ファンド概要
- 想定運用期間
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1年
- 想定利回り
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6.0%
- 配当原資
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キャピタルゲイン:5.9%、インカムゲイン:0.1%
- 募集方式
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抽選方式
- 特記事項
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現在運用中の「渋谷区松濤 一棟レジデンス」の継続ファンド
「渋谷区松濤 一棟レジデンス」の投資家は、現在の出資額を上限に優先投資が可能
これまでの運用状況
大家どっとこむ
今週の投資案件
今週は横浜市南区に所在する新築一棟アパートへの投資案件が抽選方式で募集開始となるようですので、さっそく概要を見ていきましょう。
FunFund#10(横浜市南区×新築1棟アパート)


- 案件概要
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神奈川県横浜市南区に所在する新築1棟アパートを投資対象とするファンド
- 投資先所在
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- 京急線「井土ヶ谷」駅 徒歩10分
- 投資のポイント
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- 投資対象の特徴
- 新築1棟アパート
- 2025年9月末に本物件が完成する予定
- 木造2階建て、1K9戸(専有面積約19㎡台)
- 年間収入:7,707,600円(想定)
- 新築1棟アパート
- 運用戦略
- 配当原資
- 2025年9月以降の期間中に得られるインカムゲイン(賃料)・キャピタルゲイン(売却益)
- 配当原資
- 主なリスク
- 出資元本に関するリスク
- 不動産に係るリスク
- テナント及び施設運営に関するリスク
- 自然災害リスク、環境リスク
- 案件持分の流動性リスク
- 解除又は譲渡に係る制限によるリスク
- 余裕金の運用に対するリスク
- 信用リスク
- 金融市場及び税制・法規制のリスク
- 不動産の所有者責任によるリスク
- 匿名組合契約の終了に関するリスク
- 契約の解除が一時的に多発することに関するリスク
- 匿名組合員は営業に関する指図ができない事に関するリスク
- システムリスク
- 運用期間の長期延長リスク
- 金融機関からの借入に係るリスク
- 投資対象の特徴
大家どっとこむは、インカム重視の案件が多いため、不動産投資クラウドファンディングを通して、現物資産投資を始めたい方に、おすすめの業者です。
これまでの運用状況
不動産投資クラファンのメリット紹介
不動産投資クラファンに共通する主なメリットを紹介していきますね。
■少額(最低1万円)から投資可能
不動産投資を行うには、少なくとも数百万円から数千万円という多くの資金が必要です。銀行から借用するにしても初めての投資に踏み出すのに勇気がいることは当然です。私も不動産投資は行っていません。
その点、不動産投資クラファンであれば、業者や案件にもよりますが最低1万円、多くても10万円から投資可能な案件が大半です。したがって、私たち個人投資家であっても比較的容易に分散投資することでリスク分散を図ることが可能です。
■損失リスクを低減する仕組みがある
不動産投資クラファンでは、多くの運用会社で優先/劣後方式が採用されています。優先劣後方式とは、出資者を優先出資者と列後出資者に分けて出資を募ります。そして、万が一ファンドの運用結果が損失を抱えてしまった場合には、劣後出資者の出資分から先に損失を埋めることに使用されます。
通常、クラファン投資では一般投資家は「優先出資者」、運用会社は「劣後出資者」となります。したがって、万が一の際には運用会社の出資分で損失を補填するということです。そのため、優先出資者である一般投資家が損失を被るリスクは低減されるというわけです。
■投資物件が明確である
自分の大事な資産を投資するわけですから、その投資対象を知ることはとても重要ですよね。REITやソーシャルレンディングの場合、最終的な融資先情報を知ることはできません。しかし、不動産投資クラファンは不特法(不動産特定共同事業法)に基づいた投資ですので、自分がどの不動産に投資するのかを明確に知ることができます。
(重要)不動産投資クラファンの主なリスク紹介
不動産投資クラファンは投資である以上は元本保証ということはなく、リスクが存在します。私は今のところ順調に資産運用できていますが、不動産投資クラファンのリスクを理解して、納得した上で行うようにしましょう。以下に代表的なリスクを紹介します。
■価格変動リスク
不動産の価格は、不動産市況の影響を受けて変動しますので、場合によっては投資元本を割り込むおそれがあります。
■信用リスク
クラファン事業者の倒産等により、業務運営に支障をきたした場合には、出資金全額が返還されないおそれがあります。
■流動性リスク
運用対象不動産が想定する時期・条件で売却できないケースや、空室率の上昇・賃料下落・賃料徴収不能等により賃貸収入が減少するケースなどにより、収益に悪影響を与えるおそれがあります。
■運用終了時期リスク
運用対象不動産はクラファン事業者の判断により運用期間を延長する可能性があります。そのため、想定していた時期に現金化することができないおそれがあります。
■法規制、税制に関するリスク
クラファン事業に関する法制度や税制が変更された場合、収益の減少や償還完了後の手取り金額の減少につながるおそれがあります。
以上、私がおすすめする不動産投資クラウドファンディング業者3選と今週の案件情報でした。それでは、本日はここまで。最後までご覧いただきありがとうございました。
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