コツコツドカン癖が抜けません
投資本で勉強したのに結果が出ません
このような悩みをお持ちの方に応えていきます
この記事ではFX歴17年の熟練トレーダーである私が、どのように為替相場と向き合ながらトレードしているのかを紹介しています。毎週日曜日にアップしていますので、ご自身のトレードの改善点を探すきっかけになれば幸いです。
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週活FX流 トレード戦略構築STEP
私が続けている戦略構築は以下の3ステップだけ。これを続けるだけで誰でもトレードスキルを恒常させることができますよ。具体的には次章で紹介します。
経済ニュース等を斜め読みして、取引通貨に関するトピックを収集
相場への影響に対する自分の見解をまとめる。
前週のトレード戦略とトレード内容を振り返り、改善点を考察します。
中長期トレンド判断に使用するテクニカルを選定
テクニカル分析に基づく中長期的な相場への見解をまとめる。
短期トレンド判断に使用するテクニカルを選定
テクニカル分析に基づく短期的な相場への見解をまとめる。
先週の振り返り<ファンダメンタル観点>
それでは、先週儲かった方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。
まずは、経済ニュース各社の記事からポンドの関連情報をおさらいしていきたいと思います。
5/24_5月英総合購買担当者景気指数(PMI)「昨年2月以来の低水準」
5月の英総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.8で、4月の57.6から予想以上に低下し昨年2月以来の低水準となった。ロイターがまとめた市場予想は57.0だった。インフレが進行する中、景気後退懸念が台頭している。
サービス部門PMIは58.9から51.8に低下。今後1年の楽観度を示す指数は、新型コロナウイルス流行を受けた最初のロックダウン(都市封鎖)中だった2020年5月以来の低水準となった。
5/26_スナク英財務相「家計への財政支援策を発表」
エネルギー価格の高騰を受け、総額150億ポンド(約2兆4000億円)規模の生活者支援策を導入すると発表した。費用のうち50億ポンド分を、エネルギー価格の高騰で利益を上げているガス、石油企業への課税でまかなう。
24日に発表された英総合購買担当者景気指数(PMI)が新型コロナウイルス流行を受けた最初のロックダウン(都市封鎖)中だった2020年5月以来の低水準となったことで、英景気の減速を懸念したポンド売り優勢となる場面があったようですが、週後半に家計への財政支援策が発表されたことで、英経済を下支えするとの期待感からポンドの買い戻しが進む展開となったようです。
FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。ただし、情報は収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度で構いません。
先週の相場予想とトレード戦略の評価
さて、ファンダメンタル観点で状況を把握した後は、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、先週の相場予想と結果を振り返りたいと思います。
先週は予想レンジ内での横ばいの展開を想定して、逆張りトレードを軸にする戦略としていました。具体的には売りレンジ:160.8円〜161.5円、買いレンジ:158.3円〜157.9円を設定しておりました。
結果としては、予想レンジ・注文レンジ共にほぼ的中となり、売り・買い双方で利益を上げることができましたので、問題はなかったと考えています。
トレードスキル向上のためには、トレード戦略を立てて「実践・評価・改善」を繰り返ししていくことが大切。
まずは自分なりのトレード戦略をきちんと立てて、その戦略通りにトレードできるようになることが、トレードスキル向上のための第一歩だと考えています。
共感いただける方は、ぜひご自身で戦略を立て、実践・評価・改善に取り組んでみてくださいね。
今週のポンド円相場予想&トレード戦略構築
では、今週のポンド円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合、中期相場予想には"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸にしています。
長期相場予想「円高」
まず、長期トレンド把握のためにP&F0.5チャートをみていきましょう。以下の画像が現在のP&F0.5の状況です。
依然として、先日159.9円付近のサポートラインを下抜けたことにより、円高シグナルが点灯している状況です。
具体的な円高目標は"152.3円"となっています。もし現実になった場合、ここ最近は急速に進んだ円安分が帳消しとなるほどの円高ですね。ただ、当然ですが長期相場予想は短期相場予想より的中精度は低いため、方向性を見極める程度に使用するのが良いかもしれません。
なお、161.5円を超えてくると円安シグナルが再び点灯しますので、要注目ポイントとなるでしょう。
中期相場予想「中立」
次に、中期トレンド把握のためにP&F0.2チャートをみていきましょう。以下の画像が現在のP&F0.2の状況です。
P&F0.2チャートも同様に円高シグナルが出ており、156.6円が円高目標となっていますが、すでに到達済みの状況ですので、ここからのトレンドを意識したエントリーは得策ではないと思われます。
現状では、三角保ち合いのような形を形成していますので、どちらか抜けた方向に動き出す可能性を意識したい状況です。
反対に円安方向ですが、161円付近が中期相場のトレンド転換ポイントと考えられます。
短期相場予想「中立〜円安」
さて、最後に短期相場予想を行いましょう。私の場合はシンプルに移動平均線とボリンジャーバンドを主軸にしています。
中期トレンド分析において、三角保ち合いが形成されているように見えましたので、今週は予想レンジを狭めて対応します。さらに日足MACDがわずかではありますがゴールデンクロスしてきましたので、レンジの上抜けを警戒して売り注文は行わないことにします。
反対に円高方向は158.3円付近(100MA)に軽いサポートが形成されているとの認識です。もし割り込むと156.6円付近まで再び円高が進むことが予想されます。
今週のトレード戦略
予想レンジ内での推移を想定した逆張りだが、注文は買いのみ
今週もレンジ相場を意識した逆張りで臨みたいと思いますが、一部指標で上抜けが警戒されることから、注文は買いのみとします。「158.3円〜158.9円」で買い指値を行いたいと思います。利確は161円台に設定します。現在保有中の買いポジションの利確も同様です。
もし予想レンジをブレイクした場合は、順張り作戦に変更しようと思います。
以上、今週のポンド円相場予想&トレード戦略構築でした。Noteでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を紹介していますので、よろしければご覧いただけると嬉しいです。
今週の相場予想とトレード戦略まとめ
というわけで、最後に今週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。
【相場予想】
長期:円高
中期:円安
短期:中立〜円安
【トレード戦略】
今週の予想レンジ:158.3円〜161.5円
売りレンジ:設定なし
買いレンジ:158.3円〜158.9円
買い保有レンジ:158.1円〜158.3円
・横ばいの展開を想定も
日足MACDのゴールデンクロスに注目
・売り注文は設定なしに変更
・レンジブレイクなら順張りに転換
さいごに
私はFX戦略構築を平日に無料で公開しています。(noteではドル円・PostPrimeではポンド円)
儲かる保証は全くありませんが、FX初心者の方が大損して即退場となるのを防ぐことくらいであれば、お役に立てると思っています。
ですので、FX初心者の方はよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。
以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。
私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。
そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。
そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。
最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。
記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。
あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?
「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。
注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。
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