朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/4/28

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本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象に、P&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。

FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方にも参考になると思いますので、あなたも一緒にP&Fで朝活FXをやってみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

実質GDPは前期比年率1.1%増と市場予想(2.0%増)を下回った。ただ、内訳では在庫投資の減少が押し下げ要因となった半面、個人消費支出(PCE)が3.7%増と力強い伸びを示した。米連邦準備理事会(FRB)が重視するインフレ指標のPCE価格指数のエネルギー・食品を除くコア指数は前期比年率4.9%上昇と10~12月期(4.1%上昇)から伸びが加速した。

インフレなどの指標次第ではFRBが5月2~3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決めた後、6月以降も利上げを続ける可能性がある。日銀は28日まで開く金融政策決定定会合を含め、当面は金融緩和策を続けるとみられており、日米の金融政策の方向性の違いが意識された。

日本経済新聞 為替概況より

中堅銀のファースト・リパブリック・バンクの問題は、いったん落ち着きを見せているようですが、引き続き注視したいです。

さて、昨日はGDP速報値が発表されました。結果としては、FRBが重視するインフレ指標のPCE価格指数(コア)は前期比年率4.9%上昇と10~12月期(4.1%上昇)から伸びが加速したため、利上げ継続の見方が強まったようです。

本日は21:30に個人消費支出が発表されますので注目です。

この他、来週はFOMCや雇用統計、米企業の決算など注目のトピックが多数予定されています。日本はゴールデンウィークでお休みムードに包まれますが、FXトレーダーは休まずチェックするようにしましょう。

それでは今後の具体的な戦略については、次章以降でテクニカル面から見ていきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。

市場には情報が溢れかえっているため、初心者の方が過剰に情報収集してしまうと、逆に混乱を招きかねません。

市場の情報は事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切だと私は考えています。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.52%と前日比+0.07%となりました。

米長期金利は昨日も上昇したようですが、大きく見れば横ばいの展開を維持しており、まだ下落の可能性も十分に残されていると思われます。引き続き、3.3%台を目指す展開とならないか警戒したいです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で74.7ドルと前日比+0.4ドルとなりました。

先日100MAを下抜けたことで、この先大きく下落する可能性がありそうです。すでにMACDはデッドクロスしており、短期的には上から5MAが接近してきています。この先、100MA,50MA,5MAがレジスタンスになるようですと、再び下落トレンド入りを警戒したい状況です。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日のメインシナリオは、短期チャートにおいて円高シグナルが点灯したため、134.1円付近まで段階的に戻り売りスタンスで臨むとしていました。

結果的には、米GDP発表直後には133.2円台まで円が買われましたが、その後は前述のとおりPCE価格指数が注目され、一時134.2円付近までの反発がありました。テクニカル的には4時間足100MA-50MA間の推移が続いている状況です。

さて、次項では前日の値動きを踏まえてP&Fチャートの状況から今後の戦略を考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

P&F0.5チャートは前日の値動きによる変化点はありません。

現在、長期分析の見解としては前回の円安目標値136.5円到達後のエネルギー蓄積期間中との認識のままです。ただ、131円台の枠を下抜けますと、売りシグナル点灯となりますので要注目です。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートも前日の値動きによる変化点はありません。

P&F0.2チャートでは先日円安目標値に到達しましたので、ここから先は横ばいの展開をメインシナリオに想定していますので、まさに想定通りの展開となっています。この先、徐々にレンジを形成しながら、次のトレンドに移行するものと考えています。

なお、現在サポート候補が132.6円台の枠になっています。もし下抜けると円高シグナルが点灯しますので、同水準には注目しておきたいです。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

P&F0.1チャートも前日の値動きによる変化点はありません。現在も目標値を132.9円とする円高シグナルが点灯中の状況です。

ただ、直近の○印の列数が3枠であることを踏まえると、相場に蓄積されたエネルギーが足りない可能性があります。したがって、先日133.0円台まで円高になったことで円高目標値132.9円にほぼ到達済みと言えるかもしれません。

この辺りをどう捉えるかについては唯一の正解といったものはなく、各自の状況により「シグナル通りに取引」「ポジション量調整」「早めに利確」など判断・対応が分かれるところかと思いますが、本記事においては、P&Fを出来るだけシンプルにお伝えしていきたいので、引き続き完全到達できるかを期待することとします。

本日のP&Fまとめ

短期チャートにおいて、円高シグナル点灯中。円高目標値は132.9円。ただし、4/26に133.0円付近まで円高となっており、直近の○印の列数が3枠であることを踏まえると、ほぼ到達済みと見ることもできる。

本日のトレード戦略構築

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

これまでのP&F分析から、本日も短期チャートにおいて円高シグナルが点灯中の状況ですので、売り目線は変わりません。ただ直近では4時間足50-100MA間での推移、日足50MA付近の攻防が継続しているように見えます。本日は21:30に個人消費支出が発表されますし、この先どちらに抜けていくかに注目したいです。

なお、昨日の相場展開により134.1円付近までの段階的な戻り売りは全て約定済みの状況です。

おすすめFX会社
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【復活!】P&F de 指値一本勝負

先日、ドル円買いポジションは無事に決済指値に到達しましたので、240pipsの利益確定に成功しています。現在は次のシグナル点灯待ちの状況です。

ドル円

注文内容

注文状況決済指値約定済(4/19)
買いor売り買い
新規指値132.4円
決済指値134.8円
決済逆指値130.0円

この章では上記のP&Fチャートによるシグナルに従って一定のルールでトレードした場合、どの程度の成績となるのかを検証していきたいと思います。昨年までnoteやPostPrimeの読者のみなさんから大変好評いただいた「指値1本勝負」をP&Fチャートの有効性検証という形でリニューアルしての再開です。

なお、具体的なトレードルールに関しては、別記事にて解説予定です。また、ドル円以外についてはPostPrimeのプライム投稿との兼ね合いで、トレード結果のみの掲載とさせていただきます。なかなか記事作成ができず申し訳ありません。もう少々お待ちください。

注意事項
本章の記載は、あくまでテクニカルの有効性を検証するものであり、同じトレードを勧誘・推奨する意図はありません。最終的なトレード判断はご自身でお願いいたします。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝公開しています。こちらは有料(月額500円)にはなってしまいますが、もしよろしければ購読を検討ください。

もし購読いただける場合は、PCから登録されることをおすすめします。モバイルの場合、apple社・google社の手数料が上乗せされてしまうので、ご注意ください。

FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
  →損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
<その2>
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<その3>
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感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。私が答えられる内容であれば、優先的に取り上げさせていただきます。

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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