朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/3/30

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みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象に、P&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

円は29日の東京市場で132円近くまで下落し、その後のニューヨーク市場で一段と売られた。金融システム不安が銀行の貸し渋りにつながり、米景気を冷やすとの懸念が薄れた。同日の米株式相場が上昇したことで市場関係者が強気に傾き、円売り・ドル買いに拍車がかかった。

日本経済新聞 為替概況より

特に目新しいトピックはないようですが、日経新聞の記事によると米欧の金融システム不安が米景気を冷やすとの懸念が薄れたことで円売りが進んだとのことです。

ただ、個人的には金融システムへの不安や各国利上げ継続による景気悪化懸念はそう簡単には消えないのではないかと思っていますので、しばらくは悪いニュースが出ないことを祈るばかりです。

それでは今後の具体的な戦略について、次章以降でテクニカル面から見ていきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。

市場には情報が溢れかえっているため、初心者の方が過剰に情報収集してしまうと、逆に混乱を招きかねません。

市場の情報は事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切だと私は考えています。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.56%と前日比-0.1%となりました。

テクニカル的には、200MAと50MA,100MAとの間での推移が続いていますね。現在、上には50MA,100MAが控えていますので、3.3%台維持からの反発の継続性に注目したいと思います。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で72.7ドル付近と前日比-0.8ドルとなりました。

原油は昨日はやや下落したようですが、直近では反発が続いています。以前のサポートライン74円台や50MA,100MAが次のレジスタンスになる可能性が考えられますので注目したいです。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日は短中長期すべてのP&Fチャートで次のシグナル点灯待ちの状況でしたので、トレードは見送りとしていました。注目ポイントとしては、4時間足50MAがP&F0.1チャートのレジスタンス候補と一致していたため、ここを上抜けできるかに注目としていました。

結果的には、昨日はほぼ終日円売り優勢の展開となり、4時間足50MAを上抜けて一時132.8円台まで円安となりました。注目水準を上抜けたことで円売りに弾みがついたものと考えられます。

さて、次項では前日の値動きを踏まえてP&Fチャートの状況から戦略変更の必要性を考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

P&F0.5チャートは前日の値動きにより×印の折り返し列が記録されましたね。

現在は前回の円安目標値136.5円到達後のエネルギー蓄積期間中との認識のままです。131円台の枠を下抜けますと、売りシグナル点灯となりますので要注目です。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートは前日の値動きにより×印の折り返し列が記録され、前回高値を上抜けてきました。よって、水平カウンティングによる円安シグナル点灯と考えられます。円安目標値は134.8円付近です。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

P&F0.1チャートも前日の値動きにより×印の折り返し列が記録され、前回高値131.5円台の枠を上抜けてきましたのでシグナル点灯となります。ただP&F0.1チャートは今回もすでに目標値に到達済ですので、短期的な円売り圧力は放出済みかもしれません。

よって、短期的には横ばいの展開を挟むのかもしれません。

本日のP&Fまとめ

本日は中期と短期チャートで水平カウンティングによるシグナル点灯がありました。ただ、短期チャートについては既に円安目標値到達済みの状況です。

よって、今後は横ばいの展開を経て、徐々に中期円安目標値134.8円付近を目指す展開をメインシナリオとしたいです。

本日のトレード戦略構築

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

本日は中期P&Fチャートでの円安シグナル点灯に従い、買いスタンスで臨みたいと思います。

具体的には後述の指値一本勝負検証を参照ください。

おすすめFX会社
おすすめFX会社

【復活!】P&F de 指値一本勝負

この章では上記のP&Fチャートによるシグナルに従って一定のルールでトレードした場合、どの程度の成績となるのかを検証していきたいと思います。

なお、具体的なトレードルールに関しては、別記事にて解説予定です。また、ドル円以外についてはPostPrimeのプライム投稿との兼ね合いで、トレード結果のみの掲載とさせていただきます。

ドル円

注文内容

買いor売り買い
新規指値132.4円
決済指値134.8円
決済逆指値130.0円
注文状況新規約定済

注意事項
本章の記載は、あくまでテクニカルの有効性を検証するものであり、同じトレードを勧誘・推奨する意図はありません。最終的なトレード判断はご自身でお願いいたします。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
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 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
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・適切なポジション量の開示

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【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
<その2>
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感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。私が答えられる内容であれば、優先的に取り上げさせていただきます。

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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