こんにちは!今が人生で一番の成長期!成長おじさんです。
みなさん、先週もお仕事・家事・育児、おつかれさまでした。
そして、FXトレード結果はいかがでしたか?
利益を出せた方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。
それでは、ポンド円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。
先週の振り返り<ファンダメンタル観点>
まず初めにポンド関連ニュースを日本経済新聞の記事から引用させていただき、各日の主なトピックをまとめますので、一緒におさらいしましょう。
3/7_米欧がロシア産原油の輸入禁止を検討、ドイツの動きは?
米欧がロシア産原油の輸入禁止を検討していると伝わった。原油先物相場が急上昇し、ユーロ圏経済の減速を懸念したユーロ売りが優勢となっている。ただ、ドイツのリントナー財務相が現時点でロシアからの石油、ガス、石炭の輸入を停止する計画はないとの発言によりユーロの下値を支えられる結果に。
3/8_「EU財政支出拡大観測」VS「ウクライナ紛争のユーロ圏景気への悪影響懸念」
欧州連合(EU)の財政支出拡大の観測を受けたユーロ買い・ドル売りが入る半面、ウクライナ紛争のユーロ圏景気への悪影響を懸念したユーロ売り・ドル買いも出て、方向感が出にくかった。
3/9_商品相場の急騰が、ひと段落で株高
欧州の主要株価指数が大幅高となり、投資家の過度なリスク回避姿勢が後退した。原油など商品価格の急上昇が一服しているのも、ユーロ圏経済に対する悪影響への懸念を和らげ、ユーロ買い・ドル売りを進めやすくした。
3/10_ECB政策金利の指針から利下げを示唆の文言を削除
欧州中央銀行(ECB)が10日の理事会で、量的金融緩和の縮小加速を決めたものの、ウクライナ情勢の混迷で「スタグフレーション」の懸念が強まり、ユーロ売り・ドル買いが優勢となっている。
3/11_ウクライナ情勢を巡る懸念強く、ユーロ売り
ウクライナ情勢を巡る懸念は強く、ユーロ売り・ドル買いが優勢に。
今のユーロはウクライナ情勢によるユーロ売りと、金融引き締め観測によるユーロ買いの両側面がありますが、直近の状況としてはユーロ売り優勢のニュースの方が多くなっていますね。
次章では、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
先週の振り返りと現状把握<テクニカル観点>
先週の相場予想とトレード戦略は、以下のとおりでした。果たして結果はどうだったでしょうか。
【相場予想】
<中期目線>
・円高
<短期目線>
・円高(ウクライナ情勢次第)
【トレード戦略】
・初心者の方は見送り推奨
・151円付近のサポート具合に注目
シナリオ①「151円付近で反発した場合」
・153.3円まで段階的に売り
シナリオ②「151円付近を下抜けた場合」
・戻り場面は151円付近まで段階的に売り
先週は週初めにウクライナ情勢の悪化に伴う欧州通貨売りが進展。ポンド円は一時151円割れまで売られる展開となりました。しかし、週半ばから後半にかけては安心感が広まるにつれて円売りが優勢となり、3/11には一時153.4円まで反発する展開となりました。
注目していた151円付近は割り込むことなく、サポートされる結果となりました。よって、トレードはシナリオ①に沿って、153.3円まで段階的に戻り売りできている状況です。
では、次に"P&F(ポイント&フィギュア)"で中期的な相場トレンド状況を把握していきましょう。
中期トレンド「やや円安」
以下の画像が現在のP&Fの状況です。上が自作のP&F、下がTradingViewで自動作成したものです。
P&F0.2の分析では155円付近が利確ターゲットと出ており、ウクライナ情勢によってはターゲットまで一気に到達する可能性も考えられます。ただし、先週もお伝えした通り、週足チャートのMACDがデッドクロスしており、判断に迷う場面ではあります。
よって、中期トレンドは「円高」から「やや円安」に変更しようと思います。
短期トレンド「中立orやや円高」
さて、ポンド円の中期的な状況をインプットできたら、直近の流れを見ていきましょう。
直近では、未だ日足200MAも下抜けており短期的にはやはり円高展開を意識したいところです。もし円高方向に動いた場合には、先日サポートされた151円台が直近の目処になりそうです。151円〜153.3円のレンジ相場の展開も想定できますね。
よって、短期目線は「中立」か「やや円高」に変更しようと思います。
従って、現在は中期トレンドと短期トレンドの予想がねじれ現象を起こしていますので、トレード判断がとても難しい状況と言えるかと思います。
今週のポンド円相場予想&トレード戦略構築
相場予想「短期予想レンジでの推移からの上抜け」
今週もウクライナ情勢次第という点は否めませんが、予想レンジは「151円〜153.3円」を想定したいです。このレンジ内での推移を経たのちに徐々に中期予想に沿った円安展開になると予想します。
トレード戦略「レンジ下限での利確&逆張り」
今週もウクライナ情勢により不安定な相場が予想されますので、適切なタイミングで損切りのできないFX初心者の方は、無理に利益を狙いに行く場面ではないとの考えは変わりません。
しかし、現在は相場の変動率が大きくなっており、利益を伸ばせるチャンスと捉えることもできます。ポジション管理やリスク管理がしっかりとできる方であれば、積極的に狙いに行くのもありだと個人的には考えています。
ということで、私の今週のトレード戦略は、
まずは151円台で利確(損切りは変更なし)
そして151円台で新規買い
でいこうと思います!
以上、今週のポンド円相場予想&トレード戦略構築でした。PostPrimeでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に今週も相場と戦いましょう!
今週の相場予想とトレード戦略まとめ
というわけで、最後に今週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。
【相場予想】
<中期目線>
・やや円安
<短期目線>
・中立orやや円高(ウクライナ情勢次第)
【トレード戦略】
・初心者の方は見送り推奨
・売りポジションは151円台で利確&新規買い
(損切りは4時間足以上の終値で153.3円越え)
シナリオ①「151円付近で反発した場合」
・153.3円〜155円まで円安狙う
シナリオ②「151円付近を下抜けた場合」
・ドテンして149円台を狙う
さいごに
私はFX戦略構築を平日に無料で公開しています。(noteではドル円・PostPrimeではポンド円)
儲かる保証は全くありませんが、FX初心者の方が大損して即退場となるのを防ぐことくらいであれば、お役に立てると思っています。
ですので、FX初心者の方はよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。
以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。
私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。
そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。
そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。
最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。
記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。
あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?
「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。
注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。
コメント