朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/1/5

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みなさん、おはようございます。本記事では国内一番人気ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

円は3日に一時129円51銭と22年6月以来の円高・ドル安水準を付けた。4日は米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が政策金利を現在の4.25~4.5%から5.4%に引き上げることを見込んでいると明らかにし、円売り・ドル買いを誘った。

FRBが4日午後に公表した12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、参加者らが「インフレが持続的に2%に向かうと確信するまでは時間がかかり、引き締めを維持する必要がある」との認識を示したことが分かった。これもタカ派的な内容と受け止められ、円の重荷となった。

日本経済新聞 為替概況より

昨日は、要人発言やFOMC議事要旨の内容がタカ派的と受け止められことを受けて、円売りが進んだようですね。

今夜はADP雇用統計、明日は米雇用統計の発表を控えていますので、どちらも注目しておきたいです。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。私たち個人投資家も無理のない範囲で情報収集して相場についていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利とコモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油と天然ガス相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.68%と前日比-0.06%となりました。米長期金利は注目の100MAに接近しています。本日はサポートになるかに注目したいです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で73.1ドル付近と前日比-4.0ドルとなりました。原油は、50MAのレジスタンスから前回安値を下回ってきていたため、下押しを警戒していましたが、予想通りの展開となっています。

この先、直近安値の70ドル台を目指す展開を想定したいです。

天然ガス

天然ガス相場は、NY市場クローズ時点で4.04ドル台と前日比約+0.12ドルとなりました。

天然ガス相場は下落に歯止めがかからない状況でしたが、昨日は若干反発したようですね。先日、予想通り3.8ドル付近まで下落していますので、売り圧力は低下しているのかもしれません。現在、下降トレンドの下限に接近していますので、一度サポートされる展開もあるかもしれませんが、逆張りとなりますので過度な期待はしない方がよいと個人的には考えています。

また現状、私が使用しているテクニカルが効いていない感がありますので、トレードはテクニカルによるサポート・レジスタンスが明確になるまで見送りたいと個人的には思っています。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進める流れで、本日のトレード戦略を構築していきます。

昨日のトレード戦略

昨日は131.8円〜134.5円の間で戻り売りを狙っていましたが、ようやく本格的な戻りが発生しており、私は売り指値が一部約定となっています。

次項では、昨日の値動きを踏まえて戦略変更の必要があるか考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

上記の画像はP&F0.5チャートです。長期相場予想にはP&F0.5を主に使用しています。

現在P&F0.5チャートは、昨日の値動きにより×印の折り返しが付いていますね。ただシグナルの反転には至っておらず、引き続き水平カウンティングの目標値128円まで到達する可能性があると考えざるを得ない状況かと思います。

中期相場予想

P&F0.2チャート

上記の画像はP&F0.2チャートです。中期相場予想にはP&F0.2を主に使用しています。

P&F0.2チャートも、昨日の値動きにより×印の折り返しが付いていますね。ただ、P&F0.5チャートと同様にシグナルの反転には至っておりません。引き続き垂直カウンティングの目標値128.6円を目指す展開を警戒したいです。

昨日の反発により、シグナル反転位置まで近づいてきたため、トレード条件が改善されてきています。売りで入る!という場合には具体的なエントリーポイントを検討しても良いかもしれません。

短期相場予想

P&F0.1チャート

上記の画像は、P&F0.1チャートです。短期相場予想にはP&F0.1チャートを使用しています。

現在P&F0.1チャートは、当たり前ですが0.2チャートと同様に×印の折り返しが付いていますね。ただ、こちらもシグナルの反転には至っておりません。引き続き垂直カウンティングの目標値128.6円を目指す展開を警戒したいです。

本日のトレード戦略構築

それでは、本日のトレード戦略を考えていきます。私の場合は、移動平均線・MACD・BBを使用しています。

昨日は円安方向に反発していますが、ここまでの分析では短中長期すべて円高を示唆したままでしたので、本日のトレード戦略も引き続き売り目線で考えようと思います。

具体的には4時間足100MA付近まで戻りを試す場面があれば売りで臨もうと個人的には思います。

またこの先は週末の戦略通り134.5円付近までは段階的に売り増ししていく計画ですが、レンジを上抜けた場合には速やかに損切りしようと思います。

(おまけ)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

ぜひあなたも、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも簡単に作成することが可能ですよ。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝公開しています。こちらは有料(月額500円)にはなってしまいますが、もしよろしければ購読を検討ください。なお、PostPrimeの有料登録(プライム登録)は、PCから登録されることをおすすめします。モバイルの場合、手数料が上乗せされてしまいますのでご注意ください。

FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

昨年から応援していただいている方のために、Postprimeや当ブログで公開していたユーロ・ポンド関連のチャート画像を掲載します。

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、トレード戦略を検討しています。

「私もP&Fをテクニカル分析対象に加えてみたい!」という方は、エクセルなどでも簡単に記録できますのでトライしてみてください。また、繰り返しにはなりますが「自分で更新するのは大変だな」という方は有料にはなりますが、私のPostPrimeの購読をあわせてご検討ください。

記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
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・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
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【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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