朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/1/3

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みなさん、おはようございます。

本記事では国内一番人気ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、相場全般の概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

注:昨日はNY市場休場につき、更新はありません。

海外市場で進んだ円高・ドル安の流れを引き継いだ。日本経済新聞が「日銀は1月に示す消費者物価指数(生鮮食品を除く=コアCPI)の前年度比上昇率の見通しを上方修正する検討に入った」と報じた。12月には長期金利の変動許容幅を拡大し、緩和修正に向かうとの観測を誘った。休暇を取る市場参加者が多いなか「アルゴリズムに基づく機械的な円買い・ドル売りが入り、値動きが大きくなりやすかった」(邦銀の為替ディーラー)との見方もあった。

日本経済新聞 為替概況より

昨年の最終取引日12月30日は特にニュースのない中、日銀が消費者物価指数の上昇率の見通しを上方修正する検討に入ったとの報道を受けて、円買いドル売りの流れが生じたとのことです。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。私たち個人投資家も無理のない範囲で情報収集して相場についていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利とコモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油と天然ガス相場の概況を押さえていきましょう。

注:昨日はNY市場休場につき、更新はありません。

米長期金利

米長期金利は、NY市場クローズ時点で3.88%と前日比+0.07%となりました。米長期金利は注目の50MAをサポートに再び上昇トレンド再開の兆しが出てきていますので注目したいです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で80.4ドル付近と前日比+1.8ドルとなりました。先日、50MA付近(81ドル台)に到達したことを受けて上昇の勢いが一服していましたが、再び50MAに接近しそうな状況です。この先を50MAを上抜けていけるかに注目したいと思います。

天然ガス

天然ガス相場は、NY市場クローズ時点で4.39ドル台と前日比約-0.13ドルとなりました。

天然ガス相場は下落が止まりません。やはり以前より指摘していたとおり一段安は避けられない状況のようです。3.8ドル付近までの下落は想定した方が良いかもしれないと個人的には考えています。ただ現状、私が使用しているテクニカルが効いていない感がありますので、トレードはテクニカルによるサポート・レジスタンスが明確になるまで見送りたいと個人的には思っています。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めていって、本日のトレード戦略を構築していきます。

昨日のトレード戦略

昨日は131.8円〜134.5円の間で戻り売りを狙っていましたが、残念ながら不発に終わっています。昨日の値動きを見て、戦略変更の必要性があるか見ていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

上記の画像はP&F0.5チャートです。長期相場予想にはP&F0.5を主に使用しています。

現在P&F0.5チャートは、昨日の円高を受けて◯印が1枠増えています。引き続き、水平カウンティングの目標値128円まで到達する可能性があると考えざるを得ない状況かと思います。

中期相場予想

P&F0.2チャート

上記の画像はP&F0.2チャートです。中期相場予想にはP&F0.2を主に使用しています。

現在P&F0.2チャートは、垂直カウンティングによる円高シグナルが点灯しており、目標値は128.6円です。現在のところ、順調に目標値に向かって円高進んでいますが、現水準からはシグナル反転位置まで遠いため、良い条件でのトレードは言えないと考えています。

短期相場予想

P&F0.1チャート

上記の画像は、P&F0.1チャートです。短期相場予想にはP&F0.1チャートを使用しています。

現在P&F0.1チャートは、当たり前ですが0.2チャートと同様に垂直カウンティングによる円高シグナルが点灯しており、目標値128.6円です。今後については、134.4円の枠を上抜けしない限り円高シグナルが反転しないので、意識しておきたいです。

本日のトレード戦略構築

それでは、本日のトレード戦略を考えていきます。私の場合は、移動平均線・MACD・BBを使用しています。

ここまでの分析で短中長期すべて円高を示唆していましたので、本日のトレード戦略も売り目線で考えようと思います。

具体的には4時間足21MA,50MA付近まで戻りを試す場面があれば、売りで臨みたいです。

(おまけ)FXチャート解説

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。 非時系列チャートとは、簡単にいうと時間が経過しても相場の値動きがなければ、形状が変化しないチャートのことです。 つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートをチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。 さらに、P&Fでは利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

ぜひこの機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝に紹介しています。ご自身のテクニカル分析のひとつにP&Fを加えて見たいという方は、もしよろしければ購読をご検討ください。

FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、本日のトレード戦略を検討しています。ぜひこの機会にあなたもP&Fチャートを勉強してみませんか?私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝に紹介しています。ご自身のテクニカル分析のひとつにP&Fを加えて見たいという方は、もしよろしければ購読をご検討ください。

記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
  →損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
<その2>
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感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。私が答えられる内容であれば、優先的に取り上げさせていただきます。

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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