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このような悩みをお持ちの方に応えていきます
この記事ではFX歴17年の熟練トレーダーである私が、どのように為替相場と向き合ながらトレードしているのかを紹介しています。毎週日曜日にアップしていますので、ご自身のトレードの改善点を探すきっかけになれば幸いです。
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先週の振り返り<ファンダメンタル観点>
それでは、先週儲かった方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。
まずは、経済ニュース各社の記事からポンドの関連情報をおさらいしていきたいと思います。
5/18_英消費者物価指数「前年同月比で9%上昇」
上昇率は月次で統計をさかのぼれる1989年以降で最大になった。統計局は過去のデータの推計をもとに「82年ごろ以来の水準」と説明。約40年ぶりのインフレ率を記録した。
5/20_英消費者信頼感指数「過去最低水準に落ち込む」
調査会社GfKが20日発表した5月の消費者信頼感指数はマイナス40と、4月(マイナス38)から一段と低下し、1974年の調査開始以来の最低水準となった。食料品や燃料費の高騰を背景にインフレの高進が続いており、消費者心理が悪化した。
週初は前週からのポンド買いが優勢でした。しかし、18日発表の4月英消費者物価指数で依然として高インフレが確認され、20日の5月消費者信頼感指数が過去最低水準となったことで、週後半は英景気の減速を懸念したポンド売り・ドル買いが優勢となる場面があったようです。
FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。ただし、情報は収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度で構いません。
先週の相場予想とトレード戦略の評価
さて、ファンダメンタル観点で状況を把握した後は、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、先週の相場予想と結果を振り返りたいと思います。
先週は159.9円付近の前回サポートラインがレジスタンスになるか否かに注目し、大きな円高トレンドの中のレンジ相場を意識した逆張りショートで臨むとしていました。
結果としては、5/17に注目の159.9円付近&日足50MAを上抜けてきたため、事前に立てていたサブシナリオにしたがって、売りポジションは損切り、次のレジスタンス候補を見極めるスタンスを取りました。
今週も予想レンジは的中しませんでしたが、計画通りに取引できていますので、特に問題は考えています。
なお、現在はノーポジションの状況です。
トレードスキル向上のためには、トレード戦略を立てて「実践・評価・改善」を繰り返ししていくことが大切。
まずは自分なりのトレード戦略をきちんと立てて、その戦略通りにトレードできるようになることが、トレードスキル向上のための第一歩だと考えています。
共感いただける方は、ぜひご自身で戦略を立て、実践・評価・改善に取り組んでみてくださいね。
今週のポンド円相場予想&トレード戦略構築
では、今週のポンド円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合、中期相場予想には"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸にしています。
長期相場予想「円高」
まず、長期トレンド把握のためにP&F0.5チャートをみていきましょう。以下の画像が現在のP&F0.5の状況です。
依然として、先日159.9円付近のサポートラインを下抜けたことにより、円高シグナルが点灯している状況です。
具体的な円高目標は"152.3円"となっています。もし現実になった場合、ここ最近は急速に進んだ円安分が帳消しとなるほどの円高ですね。ただ、当然ですが長期相場予想は短期相場予想より的中精度は低いため、方向性を見極める程度に使用するのが良いかもしれません。
なお、161.5円を超えてくると円安シグナルが再び点灯しますので、要注目ポイントとなるでしょう。
中期相場予想「中立」
次に、中期トレンド把握のためにP&F0.2チャートをみていきましょう。以下の画像が現在のP&F0.2の状況です。
P&F0.2チャートも同様に円高シグナルが出ており、156.6円が円高目標となっていますが、すでに到達済みの状況ですので、ここからのトレンドを意識したエントリーは得策ではないと思われます。
ただ、もしも156.6円を割り込んだ場合には、長期相場予想で円高目標とした152円台に向けて動き出す可能性もあるため、頭の片隅に入れておきたいです。
反対に円安方向は長期予想と同じく161.5円付近がトレンド転換ポイントと考えられます。
短期相場予想「中立〜円高」
さて、最後に短期相場予想を行いましょう。私の場合はシンプルに移動平均線とボリンジャーバンドを主軸にしています。
今週は、円安方向161.5円付近に最注目です。前述の通り、ここを上抜けてくると長期・中期共に円安トレンドに転換する重要ポイントと個人的には予想しているからです。
反対に円高方向は158.1円付近(100MA)に軽いサポートが形成されているとの認識です。もし割り込むと156.6円付近まで再び円高が進むことが予想されます。
今週のトレード戦略
予想レンジ内での逆張り
今週は、レンジ相場を意識した逆張りショートで臨みたいと思います。具体的には「160.8円〜161.5円」で売り指値、「158.3円〜157.9円」で買い指値を行いたいと思います。利確は予想レンジ(反対側)の近くに設定します。
もし予想レンジをブレイクした場合は、順張り作戦に変更しようと思います。
以上、今週のポンド円相場予想&トレード戦略構築でした。Noteでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を紹介していますので、よろしければご覧いただけると嬉しいです。
今週の相場予想とトレード戦略まとめ
というわけで、最後に今週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。
【相場予想】
長期:円高
中期:円安
短期:中立〜円高
【トレード戦略】
今週の予想レンジ:156.6円〜161.5円
売りレンジ:160.8円〜161.5円
買いレンジ:158.3円〜157.9円
・横ばいの展開を想定し、逆張りで勝負
・レンジブレイクなら順張りに転換
さいごに
私はFX戦略構築を平日に無料で公開しています。(noteではドル円・PostPrimeではポンド円)
儲かる保証は全くありませんが、FX初心者の方が大損して即退場となるのを防ぐことくらいであれば、お役に立てると思っています。
ですので、FX初心者の方はよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。
以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。
私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。
そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。
そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。
最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。
記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。
あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?
「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。
注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。
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